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コラム

院長コラム

安らかな最期のために…


犬や猫は人の四倍ものスピードで年を取ります。
出会ったころは、たいていは仔犬、仔猫であったものも、老いて、あるいは病気、事故などの災難で亡くなります。老化によって自宅で家族に看取られ、穏やかに死んでいく動物は幸せで、また、比較的に稀です。多くは病気や災難によって、その時を迎えています。

自分のペットとの別れは、非常に辛く、悲しいものです。
しかし、人間より寿命の短いペットたちの最期を、責任を持って安らかに逝かせてあげたいと望むのは、家族としてペットを受入れた誰もが思うところです。ほんの数十年前まで、この老化による死と、病気による死の違いは非常に曖昧なものであったように思われます。

つまり、今ではその知識も広まり、予防できる病気の代表である犬のフィラリア症も、以前は犬の加齢に伴って起きるごくありふれた最期の迎え方であったでしょうし、適切な時期での避妊手術で防止できる、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症も、雌犬では確率の高い最後の迎え方だったのかも知れません。また、動物の体表のできものに関しても、それが生命を脅かす存在であるのかどうか、この判断について診断方法や対処法も、以前は一般的なものではなく、結果的に死を迎えれば、悪いものであったのだろうと認識され、逆に放置しても生き延びたのであれば、悪いものではなかったのだろうと判断されました。

しかし、現在の社会における動物診療の普及、高度化、情報の増加に伴い、この曖昧な領域は、かなり科学的にその違いが証明できるようになって来ました。また、それに伴って、飼い主が知りたくなかったかもしれない結果から、例えば、「予防薬を与えていれば」、「避妊手術さえしていれば」、「できものが小さい時に検査や手術を受けていれば」など、今までは伏せられてきたその死の本当の原因が、表に出てくることが多くなり、新たな苦悩を生み出しているのも事実かもしれません。


◇正しい医学知識や予防医学を知り、それを行うことの重要性を誰もが感じていると思います。ただし、それをどこで得ればいいのか、誰もが悩まされていると思います。その一助になればと思い、切り口を「動物の目線で」と考え、二年の長きにわたり連載させて頂きました。普段から正しく飼うこと、それが動物においても、また、飼い主の気持ちにおいても、安らかな動物の最期を迎えることにつながっていると、ぜひ皆さんに理解して頂ければと切に願い、しばらくの間、筆を置かせて頂きます。

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